・wedge角の定義
1.HeelとToe方向でのそれぞれ幾何学的照射野の大きさの1/f 離れた点において定義される.
2.それらの点においてビーム中心軸上で水中深さ10cmの線量と同じ線量になる深さを測定によって見つける.
3.Heel側,Toe側,ビーム中心軸上の等線量の3点を直線で結ぶ.
4.ビーム中心軸とその直線が成す角度がwedge角である.
5.fの値→ 45度未満 : 4 45度以上 : 6
・許容は2度以内.公称値と比較しても意味合いは小さいので,TPSとの差が2度以内と解釈して評価を行っている.
・VarianではGSSTを用いてJaw動作制御しているので,60度のみ測定.また,Enhanced Dynamic Wedgeでは3Dファントムを用いてscanするのは不可能.なので工夫が必要.
・Siemens virtual wedge angle testという方法もあるらしい.
・使用機器: 3D水ファントム,Farmer
・基本的にはMU校正と同じセットアップ.ただし,測定中心は実効中心.
・照射野20*20 → 20*(1/6) = 3.33cm
・中心軸で測定.3.33cm,-3.33cmの位置で等線量を見つける.
・wedge角度算出.
・使用するエネルギーごとに行うこと.
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