[再現性]
・SetupはMU校正と同じ.
・Beam条件もMU校正と同じ.使用可能なEnergyごとに行う.
・複数回測定(10回測定)を行って,変動係数で評価.
・許容は0.5%以内
[直線性]
・SetupはMU校正と同じ.
・使用可能なEnergyごとに行う.
・Field 10*10(20eは20*20) , MUを80-900MUの間から4つ以上のMUを選択して測定を行う.
測定は5回程度.
・横軸をMU,縦軸を指示値としてGraphを書く.直線近似し,R^2=1となればMUと指示値には直線性が
保たれている(線量とMUの直線性とは別問題).
・graphの縦軸を線量に変換する.このとき,その日の線量誤差(MU校正での誤差)を考慮する.
→MU校正の誤差-0.5%ならば,900MU照射時の線量から0.5%上乗せする.
→大きいエネルギーを使用する場合は,校正深のPDDのよる補正と,
OPFの補正(照射野20*20のとき)が必要.
・縦軸をcGy表示にして直線近似を行う.線量とMUの直線性が保たれているなら,graphの傾きは1になる.
・許容は3%以下(jastro).直線近似式から算出した線量[cGy]と,MUとの差が3%以上になるMUを算出する.
直線性の試験とは,指示値とMUなのか,線量とMUなのか,定義が曖昧..
[低MUの直線性]
電子線の場合はsmall MUのBeamを使用することはまず無いので,AnnualQA項目から削除.